2023年7月28日 大阪府貝塚市二色 M様邸 完了いたしました。
今回、5月からメールでお問い合わせをいただき、図面のデータを基にした概算のお見積りからスタート。
お客様が海外在住という事もあり、すべてメールで調査日に向けた打ち合わせを行い、壁紙のサンプルなどを大量に取り寄せました。
そして1時帰国のタイミングで現地にて初対面。
もともとは内装の壁仕上げは、すべて左官(塗り壁)を検討されていたそうです。
というのも、壁紙は少し高級感にかけるというイメージをお持ちだったようで、
壁紙張り替え専門店ならではプレゼンで壁紙の魅力、可能性をお伝えし見積書を作成、ご依頼をいただきました。
工事初日、先ずは床の全面養生からのスタート。
当社が壁紙を張り替える際の基本の工程です。
工事範囲はトイレと洗面室を除くすべての天井壁です。
養生が終了すると剥がし作業です。今回2階の寝室が以前住んでいた方がクロスの上から塗装しており、剥がすのが大変でした。(;^_^A
その後、剥がしたすべての面にシーラー処理。下地は石膏ボード、モルタルの2種。
今回使用したのはニットーのパワーシーラーです。どちらの下地にも相性の良いシーラーです。
シーラーが乾燥した後、入念なパテ下地処理の作業。
パテ研磨後、貼りこみです。
リビングルームの腰上の壁にはサンゲツのXselectシリーズから「SGB2187」の織物クロス。縦ストライプのドレープです。
施工難易度が高く、糊付けのタイミングを一歩間違えれば、たちまち糊が乾いて施工不良をおこしてしまいます。
熟練の技術を必要とする壁紙です。
縦ストライプと腰壁は非常に相性がいいですね。腰壁の圧迫感をストライプの「天井を高く見せる視覚効果」で和らげてくれます。
リビングで使用した接着剤は、煮糊ベースの「ウォールボンド105」商品説明はこちらのブログでご確認下さい。(^^♪
通気性が高く変色しやすい天然素材の壁紙にはもってこいの接着剤です。
和室の壁には「SGB2069」の紙の壁紙。こちらも通気性の高い商品で変色しやすい壁紙です。
こちらで使用した接着剤は「ウォールボンド100」です。
そして階段、玄関、ホールの壁のクロスはリリカラ「LL7649」
太めのストライプです。これもかなり腰壁とマッチしています。
独立したキッチンの壁には今現在もトレンドの壁紙「Th32725」白いタイル柄です。
全ての天井にはLL7665 無地のシンプルなクロスをチョイス。
寝室にはシックな色合いの「FE74156」
子供さんのお部屋には「FE74038」の塗り壁調のクロスをベースに「LL7059」の濃い目のブルーをアクセントに。
施工後の掃除はしっかりと。来た時よりも美しくです。
工事期間は10日の長丁場でしたが、お客様ともすっかり仲良くなり、多くの配慮をいただき、
仕事のしやすい環境を与えてくださいました。
完了後に記念写真をお客様に撮影していただきました。お客様は顔出しNGですので我々だけですが。(;´∀`)
いつもいい仕事をしてくれる職人仲間には感謝しかありません。
大阪府貝塚市M様この度は誠にありがとうございました。(^^♪